みんなのおもいでファイル6

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みんなのおもいで置き場。
些細な日常かもしれないけれど、
一つ一つのおもいでが、わたし達をこの世界に繋ぎとめています。


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ウエポンマスタリー …一応、騎士さん
僕は昔武器商人をしていました。
…露店商人ではなく、剣士で。
あの頃の僕は、財政難にあえいでいました。
収集品の収益の8割が、そのままミルク代に消える日々。
そんなある日、倉庫を覘いてみると、拾った初級武器が
転がっていることに気づきました。
これだ、と思いました。
露店商人はないけど、剣士で回ればいいじゃないか…そう思いました。
ターゲット層は装備のないだろう一次職とノビさん。
そして当店のポリシーは「お客さんには最後に頭装備を渡す」
商品を買ってくれた人にはもちろん、買ってくれなかった人にも。
それくらいは、時間を使わせる相手に対する礼儀だと思ったのです。
もちろん、カートを持っていない剣士が持てる量など高が知れているので
持って行くアイテムの選定には頭を悩ませました。
商売は、毎回相手に時間を貰うところからはじめる必要がありました。
それに、プロ付近を歩いてる一次職の人は初心者が多かったのです。
取引ウインドウの説明から入る商売は、僕にはとても新鮮でした。
…しかし、見入りは惨憺たるものでした。
当然です。僕のお客はお金のない一次職やノビさんなのです。
正規の相場を無視するのは他の商人さんのためにも良くないと思っていましたが、
それでも相場の7割とかがせいぜい、しかもラインナップは安価な初級武器。
はっきり言って利益は出ませんでした。
あぁ、でも。
僕は充実していた。
ナイフでプパを切っていたノビさんにソードを売って、
ついでにささやかな幸運を、とポリンC付きレザジャケをあげたり。
アコさん志望の女の子にリボンをあげたこともありました。
紫のリボンが鮮やかな髪に良く似合っていた…。
今はもう、昔の話です。
ある日、商品を満載し自然回復ができないところをテロMOBのイシスちゃんに抱きしめ殺されて、
僕の商売人としての人生は終わりました。結局、一月持たなかったハズです。
でも、今でもたまにあの日々を思い出します。
ちゃんと営業日誌も付けていたので、お客さんの名前も記憶しています。
あの頃のお客さん、今は一人として会えないけど、どこかで元気にしているでしょうか…。

ちいさな世界 Rock.さん
はじまりはβ2、小さな世界でした。
生まれたての私はイズルードから冒険を始めて、
せっせとそこらにいるポリンを殴っていました。
街の中にいる人に話し掛けるなんて、怖くてできませんでした。
プロンテラ南の狩場で初めてシーフさんと会話を交わしたときのこと、
今でもすごく新鮮に覚えています。
お店の場所がわからなくて迷っている人を案内してあげた事がありました。
下水でぼちぼち狩っていたらある人からスカウトされて、
3人くらいの小隊でぐるぐると狩りをして回りました。
初めて人とPTを組んで遊んだ時間でした。
駆け出しの剣士だった私はスキルをデタラメに振っていて、
周りの人にそれを聞かせてはビックリしているのを見て
一緒に笑っていました。
下水2階へと続く階段の傍に腰を下ろして休んでいると
いつでも人が集まってきて、みんなでくだらない話をして
時間を過ごしていました。
そんな時間の過ごし方が、たまらなく好きでした。
小さなことを、一生懸命楽しんでいました。
今は狩場で他人と会話することも少なくなってしまいました。
街中やフィールドで迷っている人を見かけることも
無くなってしまいました。
会話の流れで組む狩場臨時PTもしなくなってしまいました。
自分のスキルやステータスの話をすると本気でバカにされるようになりました。
誰も居ない、閑散とした下水2階への階段を見て、
なんとも言えない寂しさを覚えるようになりました。
昔の思い出をたくさんたくさん重ねて、
私は今のROを続けています。

妻は良い・・・・・・ 妻一筋さん
なんとなく始めたRO
強さを求めてみたけど、装備が揃わず
狩にも飽きてきて、止めかけた時
声をかけられて、たまたま入ったG
そこでは、PTプレイの楽しさや色んな事を教えられました
本当に楽しかったです
しかし、そのGにも解散の時が・・・
解散と共に引退する人も何人もいて
私もやめようかなあと・・・
そして解散日前日
最後という事もあったので、
気になっていたGメンに思い切って告白してみたら・・
OKでしたw
ちょっと待ったコールもありましたが、
そこは強引に・・・
その日の内に挙式を
急な展開に周りも驚いてました
当の自分達が驚いてましたしね
そして今・・・
楽しいです
すっかり妻の尻にも轢かれてますw
周りにも夫<妻の構図は定着しているようで
妻が居ないと夫はダメダメだなあと言わしめる程に
そんな、ダメダメな私ですが
成り行きでGのマスターをやってます
マスターなんて荷が重いとか思うのですが
妻やGメンのお陰でなんとか
効率とかも、良いですが
一緒に遊べる人がいるだけで、十分楽しいなあと
毎日妻の尻を追いかけてます(マテ

「ありがとう」モンク娘さん
私は、とてもやさしい彼と結婚してもう7ヶ月くらいたちます。
私と彼は、毎月結婚記念日にプレゼントを交換したり、亭主関白を賭けてPvをしたりして結婚記念日を祝います。
彼といる時間はとても楽しいです、幸せです。
願わくばすべての人にこのような幸福な時間が訪れますように。

「遠くから」 勿忘草さん
ROでの時を止めてから何ヶ月が経つのでしょうか。
もう何年も経っているように感じます。
知り合いからのROでの出来事を聞くたびに、胸が切なさでいっぱいになります。
たった一人だけが取り残されているようで…
それでも、寂しくても私は戻ろうとは思いません。
神様が、少しでも世界のことを想ってくれる日までは大事な人達が居ようとも、心から楽しく遊ぶことが出来ないから。
だから、私は遠くから世界を見守ろうと思います。
いつか皆と本当に楽しく遊べる日を夢見て。
ほんの少しの寂しさを抱えて、今日も遠くからラグナロクの世界と皆の幸せを願っています…





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