8月ログ

2004年8月22日 あなたの思い出を

ちまちまと続けてきたこの「おもいでラグナロク」。
書きたいことだけ書いて飽きたらさくっとやめちゃおう、という気軽な気分で始めましたが、
思っていたよりずっと多くの方に見ていただいて、感想を頂けたりして、
いつの間にか半年も続いてしまいました。
サイトを始めたばかりの頃、わたしは昔を思い出しては何か違うよなぁとばかり呟いていました。
だけど、何度も考えながらテキストを書き進むにつれて
わたしは、思い出というのはより良い形で次に進むための、踏み台みたいなものじゃないか、
今が面白くないんなら自分で面白い事やってみればいいや、
そんな風に気持ちが変化していくのを感じました。
ちっぽけではあるけれども、ありふれてはいるけれども、
わたしはこれからもいっぱい思い出を作って、楽しんでいけたらな、と思いながらラグナロクを続けています。

という訳で、半年記念企画として、
以前から掲示板でちらほら妄想を語っていた「おもいで投稿プロジェクト」を
今日から実験的に開始してみようと思います。
どんな思い出でも構いません。
小さなことでも、嬉しかった事でも、悲しいと思ったことでも、がしがし書いて送ってみてください(′▽`)
皆様の投稿、お待ちしていますm(_ _)m

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ぽちっとな

2004年8月9日 世界が狭くなった時・・・
ずっとずっと昔。
まだわたしが、ゲフェンがどこにあるかすら知らなかった頃。
ようやっと、プロンテラに徒歩で辿り着いたばかりの頃。
一つのサイトを知りました。
「こんなサイトあったんだけど見てみろよ」
そんな感じでとある掲示板で紹介されていたそのサイト。
「いつかはラグナロクもこんな風になるのかも」
確かそんなレスが書き込まれていました。
「世界を狭く感じたとき、冒険は終わったんだ・・・」
その言葉を見たときの衝撃は、今も覚えています。
でも、そう書かれたその言葉の意味を、まだわたしは知りませんでした。
歩いても歩いても、新しい場所やモンスターが見つかりました。
ログインするたびに新しい人に会いました。
だから少しも実感が伴わないまま、わたしはそのサイトを読みました。
色んな人の思い出が、怒涛のように押し寄せてきます。
読んでいて面白いものもあれば、身勝手に感じるものもあり、身が切られるようなものもありました。
リネージュというゲームは、ラグナロクより確か2年くらいサービス開始時期が早く、
すでに爛熟化している様相を見せていました。
そのグラフィックから「硬派なゲーム」と思っていたわたしは、
その中に生き生きと、ごく普通の人間がいたことを知りました。、
古めかしく重厚な、ラグナロクとは全く雰囲気の違うBGMを聞きながら、わたしは夢中で読みました。
多分このときの衝撃は、今のこのサイトに繋がっています。
わたしはもう行く場所も無くて、惰性でマウスをクリックし続ける日々を思い浮かべました。
それはラグナロクの未来の姿でした。
まだ遠い先でした。

わたしはいつかその日が来るのだろうと思っていました。
でも来ないといいな、なんて呑気に思っていました。
わたしはいつもいつも手遅れです。
だけれど、それはずっと続けているわたし達に限った話で、
新しいプレイヤーさんたちは、生き生きとラグナロクの世界を駆けていきます。
それが救いだ、とわたしは思います。

そしてわたしは、今日もラグナロクを続けています。

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