7月ログ

2004年7月29日 双子さんのこと。
その昔、β時代の髪型の種類はごく少ないものでした。
その昔、β時代の頭装備はの数は貧弱でした。
その昔、β時代の職業はノビと現在の一次職しかありませんでした。

もっと昔、α時代では、剣士とアーチャー以外はほぼグラフィックの変化のみ、
INTとLUCが実装されていないしスキルもほとんど無かった、
なんて恐ろしい話を古参の方から聞いたことがありますがそれはさておき。

これだけ選択肢が少ないと、色んな場所で自分の双子さんを見かけることになるのでした。
全く同じ職業、同じ頭装備、同じ髪型。
狩場で、1stのアーチャーで夢中になって敵を撃っていると、
ふと横を見ると自分と寸分の違いなく同じ姿の人が、びしばし敵に攻撃していたりして、
「一体どちらが自分なんだ・・・」
と混乱するのです。
そういう時は、自分を他人と分ける決定的な違いは何なのだろうなぁ、なんて考えるのでした。
ほんの微妙な、ステータスの違いや、
せいぜい、どんな名前を持っているかくらいでしか、自分を証明出来ないのは
何か変な気分だなぁ、やっぱりこれってゲームだなぁ、などと妙に考え込んだりしていました。
だからわたしは、ついつい双子な人に話しかけてしまうのです。
「生き別れの姉さん!」
勿論、相手の方はびっくりしたように後ずさったり、「!」エモを出したりします。
「わわ、母さんいつの間に妹産んでたの・・・(Д)」
「××××〜会いたかったわっ」
なんて冗談を返してくれる人もいました。
自分が細胞分裂したみたいな変な気分が、そういう会話で吹き飛んでいくのを、
その頃のわたしは感じていました。

それから随分経ちました。
膨大な数の頭装備に、髪型に髪色が実装されました。
双子さんに会うことは滅多に無くなりました。
「自分」を表す記号は増えて、わたしたちは見た目に「個性」を持つ事が出来るようになりました。
とても素晴らしい事です。
だけど、わたしたちは見た目以外に何か「わたしだけの何か」を持てているのかなぁ、ふと思います。
同じようなステータス、同じような装備、そして同じような「稼げる狩場」に行くことが、
まるで当たり前のようにこの世界では行われています。
結局何も変わっていないのかもしれません。
全然変わってしまったのかもしれません。
それがいいのか悪いのか、わたしには良くわからないままです。

そしてわたしは今日もラグナロクを続けています。

2004年7月18日 君に花を。
冷たいダンジョンに寝っ転がって
「なむ〜」
「なむあり〜」
そんな風に言い合うのは、よくある光景です。
久しぶりに友達とダンジョンで寝っ転がって見て、ふと思い出したことがありました。

今日はずっと昔、まだ蘇生アイテムも無くて、
プリーストのスキル「リザレクション」も無かった頃のお話です。
わたしは良く死ぬアーチャーでした。
当時ラグナロクにはデスペナルティの存在は無く、恐ろしく呑気なゲームデザインでした
ただ、ハエの羽を満足に買うことも出来ないようなお金のない人が多かったですから、
そういう意味で倒れる事は厄介でした。
パーティ狩りなどで一人が倒れると、
ラグナ名物のサーバーキャンセルや激ラグなどと戦い徒歩で狩り場まで来る事になると、
その日は巡り会えなくなってしまうこともしばしばでした。

その日もわたしは、どこかの敵にボコボコにされました。
バタン、と倒れながら、「あーあ・・・今日何回目の死亡だろ」と思います。
ふと横を見ると同じ様に、たまったモンスターにぼこられている人が見えました。
「がんばれ〜」
応援するも、同じようにバタンと倒れるその人。
「なむです〜」
「なむあり♪ていうか敵沸きすぎ。1対多数で紙装甲相手に卑怯すぎ。ちょっと手加減してほしいよ・・・」
「ホントだよね〜沸かれるともう死ぬしかないよね;;」
そんな風に、そこから会話が始まったのです。
戻ってしまえば、また同じ場所に戻ってくるのには時間がかかるし、
セーブポイントも違うかもしれないし、だからそこに留まって、ニコニコ話しました。
通りすがりの人たちが、いくつもいくつも花を供えてくれます。
会話に加わってくる人もいます。
そうやって、気が付けば小さな人だかりが出来ている、そんな頃がありました。
それはどこででも良くある事で、別段珍しくも無くて、でも楽しい時間でした。

友達と二人、寝転びながら昔のように話をしました。
わたし達の側を足早に通り過ぎる人たち。
「なむ」や「起きる?」の声はかけられても、花はもう供えられません。
それがちょっとだけ寂しかったです。

そしてわたしは今日もラグナロクを続けています。

(8月9日 デスペナの部分に付いての部分を修正しました。)

2004年7月16日 さよならを言った日のこと。
すごく好きな人がいました。
会う度にいろんなことに気付かせてくれたし、
楽しい気持ちをくれた人でした。
すごく尊敬して、姉がいたらこんな感じなのかなぁ、とか勝手に思っていました。
でも、その人は忙しい人だったからなかなか会えなくて、
わたしはそれだけが不満でした。

ラグナロクをやる限り、いや、やめたってわたしとその人は友達、そう思っていました。
もっと会いたいのになかなか会えないなぁ、それが不満だったのだけれど、
ある日その人と一緒のギルドになる事が出来ました。
わたしは嬉しかったし、その人も喜んでくれたけれど、
いざ毎日会うようになるといつの間にかその人とは駄目になってしまいました。
その人の吐いた小さな嘘とか、思い込みとか、色んなことが積み重なってしまって
色んなものが重たくなってきて、わたしは逃げたくてたまらなくなってきて

その人とわたしを繋ぐ糸を、わたしは自分でちょん切りました。

出会いも別れも、ごくありふれた事です。
ましてや、自分で決着を付けたのだからそれで泣くのはあまりにも手前勝手です。
その人の方がもっと傷ついたと思うし、わたしは泣く資格もないはずです。

さよなら、ってはっきりした言葉を吐いたのは初めてでした。
もう会えないのかなぁ、と思います。
とても身勝手な事を思います。
わたしは、こうやって自分ひとりが悲しいような事を書いているけれど、
きっと同じような悲しみとか苦しみとか憎しみとかがこの世界にはあるのでしょう。
コンシューマのゲームみたいにリセットボタンはないのです。
だからこの悲しさとかどうしようもなさは消せないんだなぁ、と思います。
でも、だからこそ意地でも覚えていたいです。
何があっても忘れるものか。

そしてわたしは今日もラグナロクを続けています。

2004年7月04日 BOTさんたちのこと(3)
BOTさんは少しづつ賢く洗練されていきました。
どこかの誰かの不断の努力の賜物です。もうちょっと別の方向に努力してと言いたいです。
そしてBOTさんは、一見しただけでは人間なのかプログラムなのか判別できないほどに成長しました。
賢くなったBOTさんは、わたし達と同じように地道に敵を倒し、けなげにアイテムを拾い、
たまに横殴りしたり、強い敵が来るとハエ飛びしたりしながら、主のために働きます。
そして市場に雪崩れ込むレアアイテムたち。
RMTで売りさばかれ、現実のお金に変換されるゼニー。
今やBOTさんがいなくなれば、相場は0が一個変わりかねないとさえ言われています。
お人形さんに左右される世界。
どうしようもない話です。しかもわたし達にはそれに抗う術が「通報」というたった一つしかない。
この手で復讐する事は出来ないのです。
MPKしたところで、BOTさんの主は「めんどいことしてくれるなぁ」と、ため息一つ付いて終わりでしょう。
そしてまたBOTさんは何事も無かったように狩場に戻って行く。
わたしたちは、反応してくれるかもわからないガンホーにせっせと名前を書いて送ることしかできない。
ラグナロクに望みを失う人が多い事も、無理からぬ話です。
人で無いものと同じ土俵で戦えば、確実に人のほうが負けるゲームシステムなのです。
BOTさんで遊んでいたわたしが、直接で無いにしてもBOTさんに遊ばれる番でした。

この問題に、明確な答えはないのかもしれません。
諦めるのも、見ないフリをするのも、通報するのも、BOTさんをMPKするのも、
どれもこれも、問題の根本的解決にならないと思います。
ずっとずっと静かに火種を抱え込んで、このゲームは続いていくのでしょうか。
もはやどうしようもないところまで来ている、それを知りながら、何も出来ずにいます。
それを解決するのは、GRAVITYやガンホー社の仕事だ、
わたし達はお金を払って娯楽をしているのだから気にすることはない、そう思っては見るものの。
心は晴れることなくのろのろと狩場に向かい、
生き生きと働くBOTさんを横目に眺めながら、わたしは・・・・・・

そしてわたしは今日もラグナロクを続けています。

2004年7月1日 閑話休題 復讐計画発動編のこと。

この日のTOPページは、こういう風になっておりました。
おふざけ企画なので適当に読み流してくださいw

ネタにされることはや半月。

蘇流婆流雨さん・・・もとい
ソルバルウさんへの復讐をどうしようか、
(詳しい事情は41箱目〜49箱目あたりを参照です
そんなことを真剣に考え込んでいたら3日連続更新の予定がさらりと月日が過ぎ去っていました。
反省しています。管理人です。
あんまりにもネタにされるので気になって気になって、
寝ても覚めてもソルバロウさんのことを考えている気がします。
もしかしてこれって恋ですか(・∀・)ノ


・・・・・というわけでやりたい放題復讐してみました。ごめんなさいごめんなさい_| ̄|○
ほんとは羽とか十字架とかの耽美風壁紙とかアイコン満載のキラキラしたサイトを作って、
ジェロニモさん×ソルバロウさんの本気ボーイズラブ小説でも連載してみようと思ったのですが
さすがにボーイズラブなんて書く文才はないので中止、
ソフトにヤマジュンで攻めてみました。
愛ゆえです。本当です。
ソルバルウさん及び閲覧者の方に深くお詫びします。
("ゝ) シナジー

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